浴室換気暖房機の種類と機能|住宅・マンションリフォームのダイチ



リフォームコラム

浴室換気暖房機の種類と機能

浴室換気暖房機とは、一般的に浴室の換気・暖房・乾燥などが一台でできる機器のことを言います。マンションなど分譲住宅では標準装備となっている事も多く、身近な設備機器の一つになってきています。

浴室換気暖房機と一口に言っても、その種類や機能はさまざまです。
まず種類ですが、熱源として電気を使うタイプとガスで温めた温水を使うタイプがあります。電気式は電気ヒーターやヒートポンプで、ガス温水式は外に設置した熱源機でお湯を沸かし、それを循環させて熱を放出します。

また取り付け方で分類すると、天井に付けるタイプと壁掛けタイプに分けられます。
天井に付けるタイプ、特に天井に埋め込むビルトインタイプは、浴室の空間をすっきりと保つことができるので、新築ではこのタイプを設置することが多いようです。天井後付けタイプや壁掛けタイプは、換気扇の設置スペースや換気口を利用して設置するので取り付けが簡単で、リフォームで取り付ける際はこちらの方が適していると言えます。

浴室換気暖房機の機能はメーカーや商品によっても異なり、様々な機能を持たせたタイプや、逆に必要最小限の機能に抑えたタイプもあります。自分の家にとって必要な機能を見極めることも大事です。

主な機能としては、まず換気・乾燥機能があります。浴室を湿気を抑え、カビや結露の発生を抑える事で掃除の手間も軽減されるでしょう。
24時間換気機能や、洗面室やトイレの換気もしてくれるタイプのものもあり、家全体の換気に関わってくる場合もあります。

もう一つの主な機能が暖房機能です。冬場の浴室は寒く、特に高齢者や心臓に不安がある方は、急激な温度変化は体に負担を与えるため危険でもあります。浴室を暖める事で、温度の点でバリアフリーを実現することができます。

また、衣類乾燥機能を備えたものを多いです。
雨の日や夜でも洗濯物を乾かすことができますし、外に干さなくていいので花粉症の方にも嬉しい機能です。また屋外に洗濯物を干すスペースが少ない都市住宅や、そもそも洗濯物を外に干せない高層住宅にとっては、なくてはならない機能と言えます。

その他にも、夏場の蒸し暑さを和らげる涼風機能や、暖かいミストを発生させて浴室をサウナにしてしまうミストサウナ機能、カビを抑制する機能など、様々機能を備えた浴室換気暖房機もあります。


浴室リフォーム施工事例の一例

お風呂のリフォームの施工事例

「浴室(お風呂)」の他の記事を読む

「浴室(お風呂)」の14記事を読む
ダイチお客様窓口フリーダイヤル0120-373-320