外壁リフォームの種類メリットとデメリット|住宅・マンションリフォームのダイチ



リフォームコラム

外壁リフォームの種類メリットとデメリット

外壁とは、家の外側を覆う壁材のことです。
この外壁は、日々風雨や日光にさらされているため、どうしても劣化や汚れを防ぐことができません。新築時に使用した建材の種類にもよりますが、一般的には8~15年ほどで何らかのリフォームを必要とします。

外壁のリフォームには大きく分けて二種類があります。

ひとつが、シリコン樹脂系やフッ素樹脂系などの塗料材を塗りなおす塗り替えで、もう一つがサイディング材やタイル材を上張りする貼り替えです。

これらにはそれぞれメリットとデメリットがあるため、リフォームを検討する際にはそれぞれの見積りを取り寄せたうえで、業者に詳しく話を聞くことが必要であるといえます。

まず、塗り替えの一番のメリットは、貼り替えに比べて費用が安く済むということです。
しかも、塗料の種類が豊富なため、アクリル樹脂系からフッ素樹脂系、最近では光触媒という高性能な塗料まで、予算とその機能とを考え合わせて選ぶことが出来ます。しかし、その一方塗り替えで多く使用されているシリコン系樹脂塗料は、8~12年程度で再び塗りなおす必要があり、一世帯が家を管理する間に何度か塗り直しをしなければならない可能性もあります。そのため、長い期間で考えると、塗り替えも決して安価ではないと考えることも出来るでしょう。

次に、貼り替えのメリットは、なんといってもその高級感でしょう。金属系サイディングであれタイルであれ、新しい壁材が貼られるため、全く新築のように生まれ変わります。
さらに、耐久年数は塗り替えを行うより長く、ほぼメンテナンスフリーをうたっているサイディング材もあります。
しかし、イニシャルコストは塗り替えの約3倍と非常に高いことがデメリットといえるでしょう。しかも、壁材自体はメンテナンスフリーであっても、壁材と壁材の継ぎ目にあたる、目地のコーキングの打ち直しは7~10年ごとに必要になります。そのため、その際には塗り替えと同じように足場などを組む必要があり、それなりに大きな工事になります。

どちらのメリットを取るにせよ、長い目で見た家のメンテナンスということを忘れずに選ぶ必要があるでしょう。

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