LDの一角に”置かれた”和のアトリエ
東京都江戸川区 Y様邸 築4年 ・ リフォーム費用 278万円
Y様のお宅は築4年のマンション。まだ新しかったのですが、一人暮らしをしていたお嬢様が大学院を修了して帰ってくることになり、リフォームをお願いされました。「娘の個室が必要になったんですが、日本画を勉強しておりますのでアトリエも欲しいということになったので、それなら居室を兼ねたアトリエにしようということになったんです」と奥様。
お嬢様の部屋はLDKの東南の窓側に設けることにしました。絵を書く際に、自然光をたっぷりと採り入れたいからです。日本画は、キャンパスを床に置いてひざで体を支えて書くため床材は足腰に負担のない畳を希望されました。他にも出入り口や収納の引き戸、収納棚など、使われている材料は体に優しい天然素材ばかり。心地よい気分になり、創作意欲も湧いてきそうです。収納の引き戸は、あえて表面加工せずに木肌を見せています。「ここには、自分の作品を描きたいと考えているんですよ」(お嬢様)。
限られたスペースを寝室としても機能させるために収納ベッドを採用しています。洋服用のクローゼットや大型キャンパスがすっぽりとはいる収納などもあり、ひとつの空間で創作活動と生活の両方ができるようになっています。
アトリエの壁の高さは180cm天井との間に空間があるため、隣接する窓のないリビング側にも光や風がよく通り、開放的です。和紙風の樹脂をはめ込んだ縦長のスリット窓も採光のために取り入れました。壁のラインは部分的に曲線にするなどして、圧迫感をなくす工夫をしています。
アトリエはリビングダイニングのフローリングの上に置かれています。これは数年後、お嬢様が結婚されて家を出た場合、アトリエを撤去してリビングを広く使えるようにと考えてのことです。「でも、主人も私もこの部屋がとても気に入ってしまって(笑)。泊まれるようになっているから、将来は客間として使ってもいいねなんて話しているんですよ」と奥様。
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正面は絵の具びん用の収納棚。棚の奥行きは斜めにとって(右に行くほど奥行きが広くなる)、スペースを有効活用できるようにしています。左側はクローゼットで、引き戸を開けると等身大の鏡が見られるようになっています。引き戸をには、お嬢様が絵を描く予定だそうです。
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リビング側から見たアトリエの壁。採光を考えて上部に空間をとり、縦長のスリット窓を取り付けています。完全に間仕切りしないので圧迫感をなくし、なおかつプライバシーが保てるように設計しました。この壁は床に貼ったフローリングの上に置かれているだけで全クギ等で止めてありません。
B
スペースを有効に使うため、収納ベットを採用。収納してしまえば壁にすっきりと収まり、まるでクローゼットの扉のようにしか見えません。左側には大きなキャンパスも入れられる収納にしました。
C
今までアトリエだった部屋が寝室に、限られたスペースを寝室としても機能させるための収納ベットを採用。ブラインドは光をやわらかく透す和紙ブラインドを採用しました。
アトリエ拡大図
リフォーム前
リフォーム後
リフォーム費用
解体・撤去費
62,000円
内装工事費
600,000円
創作工事費
432,000円
諸経費
130,000円
和室ユニット(アトリエ)工事費
1,204,000円
収納ベット工事費
360,000円
合 計
2,788,000円
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