リフォームのダイチ｜リフォーム実例

1コンセプトである「モダンでシャープな雰囲気」を表現するため、デザインをできるだけシンプルにしました。ベースカラーは決まっていたので、壁面収納を同系色にし、壁面と一体化させステンレスパネルがアクセントとなるよう計画しました。また、ライティングプランは、パーティーの時、映画を見る時、くつろぐ時など様々のシーンを想定して設計しました。

2リビングの壁面収納。ここに収納されているのは、TVの下にオーディオ機器が、それ以外はすべてお子様のおもちゃでびっしりです。「急な来客があってもあっという間におもちゃが片付くのでとっても便利です」と奥様。上と下のボックスのバランス、扉の割り振り等は、現場に簡単な現物大の模型を持ち込み、打ち合わせを重ね決定しました。

3廊下から続くステンレスパネル。壁紙と異素材が放つインパクトはかなり印象的です。ここに、ご主人様は趣味である写真を飾ることも考えられています。そのため、天井にピクチャーレールとスポットライトを設置しています。

4この広いリビングの印象は一番大切にしたかったことです。壁面収納の圧迫感を出さないように、収納は壁付けとし、天井と床面の広がりを出しました。また、間接照明をバランスを考え配置、光を抑えると白熱灯の柔らかな表情になります。収納の上にはプラズマTVを置く計画をされているため、収納の壁面への取り付けには強度を十分に持たせています。

5リフォーム前
キッチンの間仕切にアーチ型の垂壁があり、壁はオレンジのタイル貼でした。

5キッチンもコンセプトにあわせて最新のものに取替えました。キッチン正面には耐熱ガラスを取り付け、モダンな雰囲気を出しています。床面は白のコルクタイルを選定、クッションフロアーより耐久性はおとりますが、天然の自然素材にしかない良さがあります。また、キッチンの入り口に２つのカウンター収納を配置、向かって左側にはPCや電話などを収納できるように、右側にはワインセラーとゴミ箱が収納できるようにしています。ダイニング側のカウンターは折りたたみ式、不要なときにはたためます。天板には大理石を使いシンプルでも高級感を損なわないよう配慮しました。

5キッチンのカウンター収納に組込んだゴミ箱。このステンレスのダストシュートの中にゴミ箱を３つ配置しています。乱雑なものが直接見えないようにしているので雰囲気を損なうことはありません。この天板のサイズは、奥行き約1mと深め、これが結構使い勝手が良いと評判です。